【割烹 長吉】真鴨は新潟でコシヒカリを食べる

総合/4.5pt

料理/4.2 接客/4.0

雰囲気/4.0 CP/5.0

コシヒカリと真鴨

友人の誘いで新潟にやってきました。

それは”鴨”を食べるため。

新潟市と三条氏の中間辺りは鴨が飛来する地区。
田んぼに網を仕掛け、小さな見張り小屋を建てる。
夜になるとその中にじ~~っと隠れていて、
鴨の群れが疲れて田んぼで休んでるところを

スイッチON!

まさに一網打尽にするんです。
その鴨を捌いて

鉄板でジュージュー、
鴨鍋でグツグツ・・・
もう最高!

1年で2か月間しか食べれない

雪が降り始めると雪で餌が見えなくなるので、鴨が降りてこない。
例年だと1月一杯で終わりなのですが、
今年は暖冬で雪が降らなかったので何とかいけました。

田んぼの中の一軒家。

お店に着くと青空に聳え立つ

「長吉」の文字

一軒家と言っても広大な駐車場、立派な庭、
そして結構式場かと思えるような大きな建物。

地元では名士なのかもしれませんね。

僕らが行った時も近所の方が
大宴会をやってました。

庭が見渡せる広めの座敷に通されると

真ん中にはガスコンロと
鉄板がセットされた大きな座卓。

そして何やら白い塊、
よく見ると足が二本。

お目当ての今日のご馳走でした。
持ち込んだボルドーの赤ワインを開けて、

”鴨”の登場を待ちます。

鴨がこんなに旨いとは・・・

10分ほどで切り身になった鴨ロースが・・・
素晴らしいビジュアル!

褐色のルビー色の肉と黄色がかった脂の
コントラストが印象的だ。

一同が口をそろえて呪文を唱えます。
「うぅ~美味そうぉ~~」

一斉に箸を伸ばし、
鴨ロースを煙が立っている鉄板に押し付けると

ジュワァ~っと白い煙と共に
鴨の脂が焼ける匂いが部屋中に充満します。

あぁ~やっべ~

待ちきれず裏返してすぐのレアの状態で口に運びます。

言葉を失うほどの旨さ

ああぁ~これはマジで美味い

あっという間に一皿目がカラになり・・・二皿目へ。

そうこうしているうちに鉄板の周りに置いた野菜が
鴨の脂を吸って、これまたいい感じになってます。

濃厚なボルドーの赤がかなりいい仕事してます。
鴨には”濃厚な赤”が合うのがよくわかります。

僕は本来ならワインは飲まないのですが、

今回ばかりは鴨が美味すぎて
赤ワインにも手が伸びてしまいます。

旨過ぎて全然お腹が一杯になりません。
いくらでも食べれます。

と思ったら今度は鴨鍋。
ロース以外の肉と骨を砕いたものをつくねにして
鍋で葱と一緒に煮たもの。

これをお椀に1杯食べてから我に返りました。
今までの焼物とは全く違った味わい。
こんな鍋、今まで食べたことがありません。

鴨好きの間では密かに有名

鴨が葱背負って、
ってよく言いましたよね。

鴨と葱は最高の組み合わせです。

鍋はほとんど残してしまったのですが、
御心配無く全部持ち帰れます。

女将さんがご挨拶に見えられたので
来週も来たいと言ったのですが
今シーズンはすべて埋まっておりました。

驚くことはまだまだ続きます。

お会計になってそれぞれが2万円ずつ握りしめて
その時を待っていたのですが・・・
何と1人9000円。

まぁ、ワインは持ち込みましたが
それにしても安すぎます。

帰りの車の中で話したのですが

「もう安すぎて旨過ぎて、
東京の鴨料理屋なんか行ってらんない。」

「女将さんやお店の従業員もみんなすっごく優しい。」

新潟バンザイ、長吉バンザイ!

マジで新潟ヤバい。

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割烹 長吉(カッポウ チョウキチ)
住 所 :〒959-0503 新潟県新潟市西蒲区山口新田91
電 話 :0256-86-2618
営業時間:10:00~22:30
定休日 :不定休
備 考 :真鴨は12月~2月

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1件のコメントがあります

  1. 諌山 千絵

    初めてコメントいたします。
    記事を読ませて頂き、ありがとうございます。
    いろいろな場所で様々なジャンルの食事を…
    私も一緒に疑似体験させていただいてます(笑)
    鴨!!大好き!!ですが、福岡県北九州市に住む私には新潟は遠いです。ワクワクしながら読みました。これからもどうぞよろしくお願い致します。