【くいしんぼー山中】但馬牛の神様「山中康司」in京都
奥深き「黒毛和牛の世界」
友人から「くいしんぼー山中」で
スペシャルな黒毛が入ったので食べに行こう!
とお誘いを受けやってきました。
「くいしんぼー山中」には以前に行ったことがあります。
普通に予約して一人で行ったのですが、
とにかくめっちゃ美味かった。
ただでさえ、めっちゃ美味しいのに
山中さんが「いい肉が入ったから来い!」と
いうほどの肉って・・・どんだけ美味いんだろう!
当日、友人と訪問すると、
気さくな山中さんご夫婦がお出迎えです。
そして、、
まず見せられたのが「子牛登記」です。
さすが但馬は高いだろうな~と思ってよく見たら
なんと生まれたばかりの仔牛が100万円!
成牛はいくらなんだよ~~コワイ
よく見ると、
兵庫県美方郡産で平成29年12月生まれ!
ということは40か月!
世の中のほとんどの黒毛和牛が
2年も経たずに出荷されるというのに。
果たして、如何に!
これから衝撃の肉食体験です。
美味過ぎて言葉で表現するのが難しい
我々の逸る心を抑えるように
まずは黒毛和牛のすねで作ったコンソメジュレ。
コンソメを食べ始めると同時に
山中さんの方でいよいよ始まりました。
兵庫県美方郡産、40か月肥育の但馬牛。
なんと屠畜したのは3日前。
3日目ですよ!
普通は2週間以上寝かせてから
消費者に回るのですが肉が硬くて
食べれないってことはないんでしょうか。
このあずき色!
赤い肉はダメなんです。
このあずき色に加えて独特の”粘り”
この二つが最上級。
本物の黒毛和牛の証。
山中さん曰く、
「餌に拘り、正しく肥育された但馬の純血なら
むしろ屠畜後すぐの方が柔らかくて美味い」と。
屠畜して3日目なのに柔らかく、
牛らしい臭みが一切ない。
リブロース このあずき色の見よ!
シャトーブリアンは若干の赤みが差しているが
まさしく箸で切れるやわらかさ。
ステーキ
肉味が濃すぎて、何もつけないほうがうまい。
相手付けるなら洋辛子くらいだろうか。
ロースカツ
こんなロースカツは食べたことがないです。
プリップリの食感と衣のサクサク感。
但馬牛から取った牛脂(ヘット)を使って揚げてます。
その風味の軽いこと!
ソースも絶品!
消費者のA5信仰
年取ってロースは食べれなくなった、
という人がいますが、これは年のせいではなく
牛の脂が問題なんです。
和牛人気とともにいわゆる”A5信仰”が蔓延り
とにかくサシを入れるために、ビタミンを投与した。
これは技術であり牛のためにもいい面はあったのに
利益を追求するためにやり過ぎたのです。
本当にいい黒毛和牛なら、
年寄りもサーロインを美味しく味わえます。
もたれたり、気分が悪くなったりしません。
ステーキ以外に人気なのがハンバーグ。
ドーナツ型の挽肉の中心に卵を落として
オーブンで焼き上げます。
なにからなにまでめちゃくちゃ旨いです!
YouTube「くいしんぼー山中」Part2
ヘレ
ロースカツだけでは足りずに
ヘレカツも作っていただきました。
美味しすぎて、いくら食べてもお腹が満たされません。
残りの人生でこんなに肉に出会えるのは最後かも。
この但馬牛が仔牛の時の競りで
大きくなったら美味い肉になると
予想した生産者もすごいけど、
それを買っ業者もすごい。
ガーリックライス、作成中
そんな素晴らしい但馬牛を手に入れて
こんなに美味いステーキにする山中さんもすごい!
これも大人気の逸品です。
残りの人生で二度と巡り合えないかも
今まで食べ来た中で、
間違いなく一番の肉だった。
こんな素晴らしい肉には
もう二度と巡り合えないかもしれない。
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くいしんぼー山中(クイシンボーヤマナカ)
住 所 :〒615-8231 京都府京都市西京区御陵溝浦町26−26
電 話 :075-392-3745
営業時間:11:30~14:00(L.O.13:45)/17:00~21:00(L.O.20:45)
定休日 :火曜・第3月曜日定休(祝日の場合は営業)
備 考 :