【関内 里葉亭】鳥料理か焼鳥か、横浜では並ぶものなし!
ここでしか食べれない、独特の鳥料理
初めて来たのは平成10年くらいか、いやもっと前か。
今の店主の伴次がまだ20代前半だった。
創業は先代の叔父さんがやっていたお店なので60年以上だと思う。
取引先に連れられて、食べに行ったのが最初。
こんなに旨い鳥は食べたことがないと思った。
あまりの美味しさにすぐさま再訪したのを覚えている。
それからずいぶん通った。
気がつけば20年以上経っていた。
何年か前にはグルメ王の渡部さんがブログで取り上げてさらに有名になった。
渡部さんと若大将の榊原伴次は偶然同級生で初対面でも話が盛り上がったと聞いた。
実はアイデア満載
料理はフルーツ酒で乾杯したらお新香から始まり、
先付、燻製した肉、手羽先唐揚げと続く。
何気なく食べているが、
すべてに里葉亭独自のこだわりとアイデアが詰まっている。
個別の注文はなく、焼物は勝手に出てきます。
スタート時間が違う人はその時焼いてるものが出ます。
ネタによって最適の火加減を調整している為、
焼き台に違うネタが同時に乗ることは無いのです。
焼き方だけではなくネタにも工夫がある。
ネタ晴らしができないのが残念なのですが・・・・
一番凄いのが皮。
出てきたときに言われなければ、皮だとは気づかない。

皮
「皮です」と言われてその旨さに感動!
ほぼ全員が「なんだこれは?本当に皮か?」と思う。
まるで脂の乗った肉の様だから。
ピーマンは中をくりぬいて、中に塩を振り丸のまま焼く。
外側に焼目がついたら中に染み出た液体を飲んでから食べる。
つくねも肉以外にいろんなものが入っていて、
焼くだけではなく一度揚げてある。
特製の味噌は10種類以上の材料を混ぜ合わせて、
丸1日かけて練り上げたもので門外不出らしい!
相次いで弟子の店がオープン!
今の大将になってから若いスタッフが随分と増えたな、と思ったら、
3年ほど前には関内の太田町(海側の方)に美鶏という名前で2号店をオープン。
そうするうちに馬車道には美鶏の店長だった千葉さんが独立して「地葉」というお店をオープン。
いよいよ、里葉亭グループか!
先代が亡くなって、伴次に代わってからも、味は一切ブレることなく、
むしろ、さらに磨かれ工夫され確固たるものになっている。
時が経っても変わることなく受け継がれるのが一番難しいと思う
若い仲間もどんどん増えてこれからどんな料理になっていくのか楽しみ。
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里葉亭(リバテイ)
住 所:〒231-0043 神奈川県横浜市中区福富町仲通3−2
電 話:045-251-7676
休業日:水曜日・第1、第3、第5木曜日
関内駅から徒歩4分。閉店した「横浜松坂屋」の裏手
日ノ出町駅から426m