【やまに】豪雪の魚沼で、”魚沼ホルモンとコシヒカリ”を喰らう（ゲキ旨）
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ゲキ美味い「コシヒカリ」を送ってくれる南魚沼の友人が、
「超新鮮で大阪・鶴橋にも、足立区鹿浜にも負けないホルモンが
地元、上越線小出駅にあるので食べに来い」という。
なぜ、冬は雪深い新潟・魚沼でホルモンが有名なのか。
それを説明するにはキーワードがある。
それは、、、
「奥只見ダム」
奥只見ダム
地元の方に聞いたお話ですが、
この奥只見ダムを建設するための資材運搬道路として
昭和32年に国営の電源開発株式会社によって施工されたのが、
「奥只見シルバーライン」
もともとは、ダムを作り、後に管理するためだけの
開発道路であったが、ダムの完成後、
観光有料道路「奥只見シルバーライン」として開通した。
この「奥只見シルバーライン」は全長22キロ。
合計19本、合計延長18km余りの隧道が人力で掘られ、
３年の年月と延べ180万人の労働力が投入された。
この時、貴重な労働力として尽力されたのが
北海道のアイヌの人々。
ホルモンやジンギスカンなどの食文化を
この地域に持ち込んだ、と言われています。
工事期間は3年ほどらしいのですが、
そんな短期間でこんなに根付くとは。
アイヌの方はよっぽどホルモン好きなのか。
または、魚沼の人の口に合っていたのか。
いいホルモンがあったんでしょう。
そんな「奥只見ダム」にまつわる話を聞きながら、
道路脇には人の背丈ほどの雪が積もった道をひたすら進む。
道路自体は除雪されているので思いの外スムーズです。
こんな雪道、見るのも歩くのも何10年ぶりでしょうか。
駐車場から5分ほどの距離でしたが、
かなり長く感じました。
屋根や軒にも雪が積もっているのでわかりづらく、
看板のお陰で辛うじて発見することができました。
店内はかなり広く、大箱の居酒屋的な感じがします。
そして、その価格に驚く。
おにぎりが270～290円なのにホルモンが380円～420円！
なんなんですか！
この安さは。
最初に目を奪われたのが、
注文を終えると友人がいきなり、
ロースターの縁に塩と胡椒と一味を人数分乗せ始め・・・
お皿の代わりなんですが、
ま、確かにこの方が便利ではあるな、と感心。
東京でもやってくれればいいのに～と
考え始めたころ。
シロ登場。
まずはシロから行くのが常識らしい。
シロ380円 3人前
私が今まで見てきたシロとは少し違うかな。
東京で見るのはぷっくりしてる気がするのだが・・・
このシロが美味い！
当然ですが、臭みなんぞは全くなく、
歯触りもいいし、味付けがもう最高なんです。
おそらく裏側についてる脂のような粘膜は
全て取り外したのであろう。
シロ
あっという間になくなったのでシロはお替り。
シロが浸かっている、この不思議な液体が・・・
塩味ともニンニク味ともつかない不思議な味。
お通しに出てきたキャベツの浅漬けも
かなり美味しいのでちゃんと注文しました。
ハラ肉（ハラミ）380円
牛と違って色が薄い。
ヘラ420円
どこの部位なんだろうか？
コリコリと歯触りがいい。
調べてみたら「のど仏」らしい
コブクロ420円
レバー380円
これも焼くと硬くなるのだが
硬くなるのが美味い。
このおにぎりがめっちゃ美味い！
さすが、魚沼！
このおでんも何気にうす味で美味い。
場違いな感じもしますが美味いんですよ！
すじこ290円
新潟のおにぎりに欠かせない具：その1
味噌漬 美味過ぎてヤバイ！
新潟のおにぎりに欠かせない具：その2
以外にも一番美味しかったのがこの味噌漬け。
大根の味噌漬けらしいのですが、
想像を超える美味さ！
何ともご飯に合う味です。
炊き立ての白いご飯と食べても美味いだろうなぁ・・・
本当に来てよかった！と思えるホルモンだった。
ホルモンをこんなに美味いと思ったのは、
スタミナ苑と政ちゃんだけだったので貴重な経験でした。
出来れば雪があるときにまた来たい！
なぜか、この「サザエさん」のシャッターが有名だという。
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やまに（ヤマニ） 豚ホルモン
住 所 ：〒946-0011 新潟県魚沼市小出島１２４−２６
電 話 ：025-792-0120
営業時間：17:00～22:00
定休日 ：日曜日・祝日
備 考 ：
小出駅から861m
