【鮨ぶんぺい】伝説の鮨職人「藤本繁蔵」の流れを汲む、福岡期待の新星

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唐津の名店、「つく田」。

店主でもあり父でもある松尾雄二氏は
「きよ田」に惚れ込み、通いながら修業を重ね、
その味を再現すべく、唐津に「つく田」を開業した。

5年ほど前、その「つく田」に伺った時に、
松尾文平君に出会った。
松尾氏から
「そろそろ独立させようと思っている」と聞かされ、
「東京にお店を出すことになったら教えてね」と。
文平君とはさして話もせず、お店を後にしました。

それから早5年。
その間、文平君にも東京での活動など、
いろんなことがあり、
私も「きよ田」に何度か足を運んだり……。

そんな時、友人から偶然、
文平君のことを聞いて、
ならばぜひ行ってみよう!と。
きよ田の孫弟子ならば、
東京からわざわざ行く価値があるだろう、と。

5年ぶりの再会は、西中洲で

2024年12月に開店。場所は西中洲。

いま博多でいちばん脚光を浴びているエリアです。
名店、名の知れた職人の店、挑戦する店、話題の店。
あらゆる業態がしのぎを削っています。

その割に、私はあまり足を運ぶことがなく(泣)。
「鮨さかい」に数年に一度来るくらい。
なんだか敷居が高いんですよね、このあたり。

ドキドキしながら、地図を見ながら、ようやく到着。
ああ~、この建物、いかにも西中洲!
間接照明の効いた、洒落た飲食ビル。
ここなら「きよ田」「つく田」の名に負けない。

鮨ぶんぺいの看板

予約時間ちょうどに、恐る恐る扉を開けると、
文平君の立つカウンターには誰もいない。
客は私だけ。

ん?
……今日じゃなかったっけ?

「合ってますよ~」と、笑いながら文平君。
「ゆっくり話したかったので」と。

う、う、うぅ~~……

ブンペイ、いいやつじゃん。
会うのは人生でまだ2度目なのに。
白木のカウンターが、涙でにじんで見えました。

鮨ぶんぺいの松尾文平さん

つまみにも、文平君らしさ

まずは乾杯!

・鯛の切り身
美味いに決まってる。

鯛の切り身

・山芋と松茸のにゅうめん
胃袋に染み渡る旨さ。

山芋と松茸のにゅうめん

・毛蟹の焼き茄子ソース和え
これはメチャクチャ美味かった。

毛蟹の焼き茄子ソース和え

・鱶鰭の揚げ物
実は鮨屋の揚げ物って意外に合う。
珍味系ならなおさら。

鱶鰭の揚げ物

・自家製のへしこ(?)

・お椀

正統な江戸前のつまみからは
少し外れるけれど、十分に許容範囲。

不味いもの、ちぐはぐな組み合わせはひとつもない。
よく考えられていると思う。

通ぶってこき下ろす人はたくさんいる(私も含めて)。
でも、ヤジだと思って気にしなくていい。
経験を重ねて、磨いていけばいい。

一生懸命だから、褒めているわけじゃない

そして、にぎり。
……美味かったなぁ。

鮨ぶんぺいの握り

一生懸命だから、あえて褒めているわけじゃない。
本当に美味い。

鮨ぶんぺいの鮪の握り

握りにまだ甘いところはあるけれど、
シャリとネタのバランスがいい。
口に入れた瞬間、まったく違和感がない。
切りつけも、握りのフォルムも美しい。

鮨ぶんぺいの切りつけ

とはいえ、まだまだ経験はこれから。
驕らず、焦らず、頑張ってほしい。
次に来るのが、今から楽しみです。

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鮨ぶんぺい
住 所 :福岡県福岡市中央区西中洲2-25 2F
電 話 :070-4202-2753
営業時間:月・火・木・金・土 18:00〜22:00/日 17:00〜21:00
定休日 :水曜日
備 考 :席数:カウンター7席

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