【唐そば】渋谷で生き続ける北九州・黒崎の至宝

総合/4.0pt

料理/4.0 接客/3.5

雰囲気/3.8 CP/3.6

北九州・黒崎の誇り

20年ほど前にTVの番組で、
九州のあるラーメン店の特集をやっていた。

それは、北九州市の黒崎で大繁盛のラーメン店

「唐そば」

その2代目が東京・渋谷に出店するのだが、
創業者である父と息子の開店に至るまでの

苦悩や試行錯誤の様子を特集していた。

その頃、横浜に住んでいた私は
すぐに行きたかったのだが

渋谷なのでなかなか叶わず、
何年か経ってから訪問できた。

その時は、随分さっぱりしたトンコツラーメンだな、
というのが素直な感想。

今回は偶然、前を通りかかったので、
懐かしくてつい入ってしまった。

夕方とは言えまだ食事時には早い時間。

店内は先客1名とほぼ貸し切り状態。

注文はもちろんラーメン700円

トッピングは木耳とモヤシ、
肩バラチャーシュー。

一般的に北九州のラーメンは、
久留米ラーメンの影響を強く受け濃厚なのだが
それとは少し景色と趣が違う。

豚骨だけではなく鶏ガラや魚介スープも使用。
独特の風味を醸し出している。

見ただけでスープの濃さが違うのがわかる。
飲んでも見ると、何年か前に来たときと同じ感覚か。
イヤ、さらにウマくなったか。

さっぱりしているが後味を惹く。

私が年取って、
これくらいの濃さでよくなったのか?

いや違うと思う。

渋谷で開店した当初より、
ほんの少し濃くなっているようにも感じる。

このスープ美味い!
本当に、ウマイのだ。

豚骨ラーメンの本場・久留米ラーメンも
名店と呼ばれるお店のスープは
実は意外なほどさっぱりしている。

スープが濃いから美味いというのは妄想だと思う。

唐そばにしかない味

麺も低加水だが博多ほどは細くなく、
中華そばと呼んでもいいほどの太さ。

他所にはない微妙な食感だ。

ハッキリ言って、私はこのラーメン大好き。
麺とスープとモヤシ、木耳・・・

一つのラーメンとしてバランスはいい。
あっという間に食べれてしまう。

パンチがあって濃い味を好む若者が多い渋谷で、
淡麗でもなく、濃厚魚介でもない。

トンコツとは言え、”脂っ濃い”と真逆の味わいの唐そばが
他と一線を画すのはしょうがないと思う。

つけ麺特盛メニューなど、
若者無寄りのメニューもあるが、
私的にはなんとなく違和感もある。

公園通りに出店したこともあるらしいが、
今は閉店しているようです。

”北九州大好き人間”としては、
黒崎に端を発する伝統の味を
とことん追求してほしいと思っている。

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唐そば(tousoba)
住 所 :東京都渋谷区渋谷2-22-6 三信ビル
電 話 :03-3486-0147
営業時間:11:00~23:00 日曜営業
定休日 :無休

JR渋谷南口駅、徒歩3分。
渋谷駅から216m

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